スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ムジカ

寝ても覚めても
頭の中を占拠している


寝つけない
眠りが浅い
すぐ目が覚める
音楽が鳴り続けて 夢の邪魔をする

目覚めても そのまま続く
夢の後先の情念



この身悶えするような想いに
耐えるため
楽器にすがりつく


私を助けて
あなたは 私の 声。


身体の中にうずまく
こみあげるこの情動たちに
声を与えてあげなければ
私は破裂してしまいそう


歌う
歌う
奏でる


まだ もっと もっと
これでは 届かない

まるで 届かない



こんな 何もかもが まだ 足りない
くやしい
苦しい



なんでもします。
なんでもします。
教えてください。


ひとりで
どこまでも どこまでも ひとりきりで
音と向きあう
この音が 濁っているうちは
私は 救われない



耳を澄ませ


深呼吸して
深い 深い 想いを もっと追い込んで
どこまでも 追いつめて


時間のある限り
弾きつづけることしか
方法がみつからない


きりきりと
きりきりと
身を灼きながら


探す 探す
深海の中で 手探りする



お月様
手の届かない お月様





2010年



テーマ :
ジャンル : 小説・文学

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

[音楽。]

この間のレッスンの時に 先生が   「大人の生徒は  やりたい音楽があって 手がそれに追いつかない、  っていう状況が見えて 面白い」   みたいにおっしゃった。   本当に、そう。   「切ないですよねぇ」   と思わず言ってしまった。     そう。 切ない。   も

コメントの投稿

非公開コメント

訪問者
realtime view
現在の閲覧者数:
プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。