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くちなし  <高野喜久雄>

くちなしの木に
くちなしの花を咲き 実がついた
ただ それだけのこと
なのに心は 鳴りだして
もう鳴り止まぬハーブのようだ
「ごらん くちなしの実をごらん
 熟しても 口をひらかぬ くちなしの実だ」



         高野喜久雄詩集 「二重の行為」 より


くちなし



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ジャンル : 小説・文学

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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