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宮部みゆきの「模倣犯」

たまたまテレビ東京で宮部みゆきの「模倣犯」(映画)を放映していたので見るとはなしに見ていた。
作業しながらの「ながら見」だ。
ところがどんどん引き込まれてしまい結局作業の手を止めて最後まで見ることに。
良い映画だった。
 
橋爪功さんはやっぱりいい俳優だなあ。
でも一介の豆腐屋にしちゃかっこよすぎるかな。
「ハードボイルドな豆腐屋」


岸部一徳の刑事が犯人逮捕するときのセリフ!

「お前には… うんざりだ。」 

に 妙にシンクロしました。
そして

「あなたはオリジナルじゃないのよ
 模倣犯なのよ!」


と言われた瞬間に自意識の砦が崩壊する犯人。
ははぁ。なるほど。


つくづく、人間て動物の持つ、この「自意識」って怪物は諸悪の根元。

アイデンティテイとは「私はこういうヒトである」と自分で自分を名付けることに過ぎず、
そのような「物語」を必要とする段階ですべての人間とはすでに病んでる。

猫はそんなもの必要としない。
常にあるがままだ。
人間、そもそもが壊れてると思う。

「自意識」 これはいったいいつ目覚めるのか。
生まれたての赤ん坊には猫並に無垢な気がする。
鏡を見たり「あたしってかわいい?」と気にしだす段階は既に病気が始まっているわけだ。

そう。

鏡という代物。

こんなものが存在しなければ人は内側から見た自分と外側から見た自分のバランスを気にすることも無かったろうかと思う。



そんな事を考えさせる作品だった。



テーマ : ドラマ・映画
ジャンル : テレビ・ラジオ

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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