秋のよく晴れた朝
冬に向かう太陽
夏に向かう太陽
似ているようでいて
春と秋は遠く隔たる


  死の闇に向かう太陽
  生の輝きに向かう太陽 
 

1年前 いた猫が 今はいない
2年前 いたひとが 今は遠い彼方

(ねえ
 わたしも
 あなたも
 2年分 死に近づいたね)
 
こうやって みな
終末に向かって
静かに歩いてゆく
 

金木犀のかぐわしき香り
終わりへの粛々たる行進
 
 



 
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----Oct 2012
 

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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谷川俊太郎さんの詩に

「自分と言うものがいつかは消滅すると分かっているから、生きることに一所懸命になれるのこもしれない。」

というのがありました。

生まれた時から、死に向かっているのは、決められたこと

でも、死んでいないなら、生きて行かなくてはいけません

むつかしいことです^_^;

金木犀は、今年も香っています
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プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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