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あなたは求めてやまぬ神
私に全てを捧げよといざなう悪魔
日々 弾くことは
そのまま祈ること
 
寝食も忘れ 孵らぬ卵を
抱き続けて死んだ小鳥のように
わたしは今日も 黙々と供物を用意する
あなたへの捧げ物を
 
あなたへの想いは
「求めるもの」「焦がれるもの」の象徴
官能そのもの

正気の沙汰でないぐらい
きりきりと
満たされることのない飢えに
身も心もすべて奪われ
   
身を削った雫が
心の井戸に満ちるたび
それを 祭壇に供える
そしてまた
次の供物を営々と準備する
その繰り返し 
巡礼者のように




(2012年1月)

テーマ :
ジャンル : 小説・文学

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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