黄泉坂

刻々と日々が過ぎてゆく
目眩がするような
漆黒の井戸の底の中で
音楽だけが
蜘蛛の糸のように私を支える
 
 
振り返るな
 
イザナギとイザナミのように
黄泉の坂を転げ落ちるから
 
 
過去に
近いも遠いもない
それは
リアルでなくなった
モニュメントにすぎぬ
 
 
だから
振り返るな
 

たとえ前が見えずとも
 

 


2011.8.17 


テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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No title

はい。


封印を解きます。

前はまったく見えないけど。


生きます。

No title

初めまして。
詩を探していると貴方の詩に行きつきました。

私も同じようなテーマで詩を作っていますが、あなたほどの表現力と奥行きはないと認めざるを得ません。

これからも学びの部分でこのページを拝見させていただくと思います。
よろしくお願いいたします。
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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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