残酷な獣

アクセルとブレーキを同時に踏み続ける
こわばる身体のなか 
吐き出せない塊はみるみるうちに
溢れ 暴れ
わたしに突き刺さる鋼鉄の長い棘となる
 
身動き取れぬ
強靱な檻に押し込められた心臓
私はこの残酷な獣を
飼い慣らさなければならぬ
   

棘が矢のように私に降り注ぐ中
逃げることはできず
プロメテウスのように
心だけが
えぐられてゆく
 
 
 
 
 
 
 
 
 

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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吐き出した獣が
化身した姿は

もしかしたら
等身大の自身なのかもしれませんね…



力強い獣も素敵だけれど、

やっぱり
私は
優しいケモノに
なりたいなぁ…



なんて 勝手に想像しちゃいました(;´艸`)



いつも心に訴えかける素敵なお言葉ありがとうございます…!
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プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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