深海魚のように

すべての扉を閉じて 
静かに
海の底に沈んでゆきたい
あらかじめ 失われていたものたち
すべてが
遠い昔話になるまで
目を閉じて 
身体を閉じて 
こころを閉じていたい
 

あのひとが
わたしを忘れてしまうまで
わたしが
あのひとの物語になってしまうまで
 

 
深海の底で
ただ
眠り続けたい
 
 
光にあばかれることのない
わたしのベッドで 
 
 
 
 
 

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

訪問者
realtime view
現在の閲覧者数:
プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード