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夜の海

心は しばしば
宿主の予想を裏切る
 
いつのまにやら 
夜の海に 
舵も棹もなく迷子になった小舟
陸も見えない 
灯台もない
風だけが静かに吹きつけ
心を揺する
 
星灯りだけが 
無垢にうつくしく
舟を甘美な不安に陥れる 
 
たよりなくたゆたうばかりの
夜の海



(2010年)

テーマ :
ジャンル : 小説・文学

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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