椋鳥は <高野喜久雄>

椋鳥は 抱いている
いつまでも孵らない
腐った卵を 怪しむこともせず
 
Lよ
Lよ
わたしもまた その愚かしい椋鳥かも知れません
孵るはずのない
言葉を ひたすらに抱きしめて
 
 
           詩集「独楽」より
 

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ジャンル : 小説・文学

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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