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かけら

扉は閉まる
鼻先で

欲しがってはいけないものを 欲しがって
叱られた子供のように
立ちつくす
 
扉の隙間から
ときおり転がり落ちる
あなたの心のかけら

ちりちりと胸を焦がし
大切に 大切に 
拾い上げて
心にしまう
宝物のように
 
 
いつまでも 胸に抱いて 
温める
孵らない卵のように




 
 
 
                    2010年

テーマ :
ジャンル : 小説・文学

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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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