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時 <谷川俊太郎>

 あなたは二匹の
 うずくまる猫を憶えていて
 私はすり減った石の
 階段を憶えている


 もう決して戻ってこないという
 その事でその日は永遠へ近づき
 それが私たちを傷つける
 夢よりももっととらえ難い一日


 その日と同じように今日
 雲が動き陽がかげる
 どんなに愛しても
 足りなかった




              ~詩集「手紙」より~



 

テーマ :
ジャンル : 小説・文学

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どんなに愛しても、足りなかった。

生きること、人の中、僕として、恥ずかしいことばかりで、立ちすくむばかりです。
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黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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