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一人づつが <高村光太郎>

一人づつが眼をあかないで、何の全体。

おれは下からゆく






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病床に母を見舞う

80歳の不治の病の母を見舞う。
小さく別人のようになった母。

ずっと母とは宿敵みたいだったけども
死にゆく者は皆、仏になる。

母は田舎の人で、そういう死生観を持っていた。

死ぬほど苦しめられて憎みあった姑の事すら
死の前には恨みを棄てて世話をしていた。
父が、ハイエナみたいな親族に腹を立てて、
「こんなものがあるから、いけない」と怒って
祖母の位牌をゴミ箱に投げ込んだ事があったが
母は、「仏様にそんな事をしてはいけない」と拾い上げた。


訪問販売のセールスマンにすら礼儀正しくお断りをしていた母。
「ともちゃん、自分のお父さんがそういう仕事で、相手にけんもほろろに追い返されるところを想像しなさい」と言って。

「どんなに前の日に喧嘩してても、朝、家を出る時には 気持ちよく送り出してあげなさい。それきり事故で死んでしまったら、喧嘩別れが今生の最後になってしまうのは良くない」と教育された。
(娘には随分ひどい言葉を投げつけては傷つけてきたくせに)


そういうところのある人間だった事を思い出す。


自分の根幹にも、どこか引き継がれている気がした。


次の正月がない気がする、母。





【追記】

2014.7.21 没。
合掌。










わたしを生かすもの

色んな人との約束があるから
日々を生きている
約束を果たさなければいけないから
そこまでは進む

約束がひとつもなくなれば解放されるだろう
あるいは 約束を守らないことにすれば。


でも約束は神聖なもの
それが私を縛り
次の約束まで歩かせる


それが 私を生かすもの
唯一の





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April 2014

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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