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Happy Birthday

求め続ける心を
隠しながら
また、この日を迎えました。
 

待ち人、来たらず。
マダム・バタフライは
皆に憐れまれ、笑われても
幸福だったのでしょうか


待っているうちに何を待っていたかも忘れ、
待っているつもりはもうなくなってしまったのに
なんでだかその場所に座っている



わたしは あなたの言葉を受け取るだけのために、
遠い空に舞う風です


雲


   
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テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

ひとり。

古びた写真の中の笑顔

私はもうそこには居ない

天女の羽衣のような朱鷺色の雲

煙のように私は

空へ上ってゆけるのかどうか





やがて暮れた凍える夜

満天の星空を見上げ

自分のための星が何処にあるのかも分からないまま

立ちすくむ





星空の中で 迷子になる





朱鷺色




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プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

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