スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

石原吉郎のことば

大量殺戮のもっとも大きな罪は、そのなかの一人の重みを抹殺したことにある。 そしてその罪は、ジェノサイドを告発する側も、まったくおなじ次元で犯しているのである。 戦争のもっとも大きな罪は、一人の運命にたいする罪である。およそその一点から出発しないかぎり、 私たちの問題はついに拡散をまぬかれない

              『望郷と海』 (石原吉郎)

望郷と海 (始まりの本)望郷と海 (始まりの本)
(2012/06/09)
石原 吉郎

商品詳細を見る


憎むとは 待つことだ
きりきりと音のするまで
待ちつくすことだ 
                       -「待つ」


詩における言葉はいわば沈黙を語るためのことば、沈黙するためのことばであるといってもいいと思います。もっとも語りにくいもの、もっとも耐えがたいものを語ろうとする衝動が、ことばにこのような不幸な機能を課したと考えることができます

----

詩人が常に自分の作品の最終的な責任者であるかというと必ずしもそうではありません。作品の中には作者が最終的に責任を負いきれない部分があるのがふつうですし、その部分は、読者にとっても作者にとっても難解な部分であり、しかもその部分によって作品全体が支えられている

                      ー「沈黙するための言葉」

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)
(2005/06/11)
石原 吉郎

商品詳細を見る
スポンサーサイト

白いロケットがおりた街<別役実>

 白い小さなロケットが、その町の真夜中の飛行場に、音もなくフンワリと着陸しました。
遠くで管制塔のあかりが、二、三度チラチラとまたたきましたけれども、またすぐ、ふっと消えてしまいました。

「もしかしたら、みんなもう眠ってしまったのかもしれない……」

 白い小さなロケットは、砂漠のように静かな飛行場の中で、星空を見上げてホッとため息をつきました。その星空のはるかむこうにある小さな星を、何年か前、その白いロケットは勇ましく出発してきたのでした。

「気をつけて行っておいで」

 見送ってくれた人々の心配そうに言ってくれた言葉が、ひどく懐かしく思い出されます。
 長い長い航海でした。白いロケットは、まるでイナズマのように、星たちの間を走り抜けてきましたが、それでも広い宇宙にとってみれば、カタツムリのように遅かったのです。
 丈夫だったロケットも、途中で何度か故障を起こして、最後には悪い猟師に羽を撃たれた可哀そうな小鳥のように、あえぎあえぎ、やっとその街の飛行場に着いたのでした。

「ともかく、無事に着けてよかった……」

 白いロケットは、あたりを見まわしながらもう一度大きくため息をつきました。

「でも……何故誰も居ないんだろう……? どんなに夜遅くなったって、誰か一人くらい起きて見張っていてもいい筈なのに……」

 誰も居ません。飛行場のはずれにある海のほうから、霧がゆっくりと地面をはって、ロケットのほうへ近づいてくるだけです。そうです、そこは、白いロケットの考えも及ばないほど、小さな街の小さな飛行場だったのです。

 小さな格納庫の中で今は眠っている小さな飛行機が、一日一回、山ひとつ向こうの街へ、郵便物を届けて帰ってくると、あとはもう何ひとつ用がないのです。

「しようがない、明日の朝まで眠ろう……」

 白いロケットは、小さな星のほうを見上げて「おやすみなさい」とつぶやくと、ひとつ体をブルッとふるわせて、そのまま眠ろうとしました。霧がもうロケットの足元まで押し寄せてきて、恐る恐るさわってみたりしています。

「こいつらはいったい何なんだろう……?」

 ロケットは、ちょっと気味悪そうに下を見て、それからビックリしました。白いロケットの足元のあたりに小さなひび割れがあって、そこから真っ黒い血のような油が、ゆっくりとにじみ出ていたからです。

「これは大変だ、早いとこ助けを呼ばなくちゃあ……」

 白いロケットは、どうかするとそのままバラバラと崩れ落ちてしまいそうな各部品をしっかりと締め直して、ふるえる指先で無線機のキイを叩きました。

「モシモシ、モシモシ、ミナサン、オキテクダサイ、コチラシロイロケット、コチラシロイロケット、タダイマトウチャクシマシタ、タダイマトウチャクシマシタ、タスケテクダサイ、ケガヲシテオリマス、タスケテクダサイ、ケガヲシテオリマス……」

 ロケットの頭のテッペンから、ささやくようなかすかな電波がにじみ出て、それが静かに、そして次第に、夜空いっぱいに広がり始めました。

「モシモシ、モシモシ、ミナサン、タスケテクダサイ、トオクカラヤッテキマシタ、ナガイナガイコウカイヲシテ、イマツキマシタ、ケガヲシテオリマス、タスケテクダサイ、タスケテクダサイ……」

 電波は、まず管制塔のアンテナをふるわせ、電線を伝って無線室に入りこみ、その部屋の受信機をカチカチと叩きました。受信機の隣につながったタイプライターが、忙しく働き出し、「タスケテクダサイ、タスケテクダサイ……」と何度も何度も、白い紙に書き続けました。でも、残念なことに、その無線室には、誰も居なかったのです。
 他の電波は、もっと大きく飛んで、街の真中にある郵便局のアンテナにすいこまれました。そこで今度は、郵便局の無線事務室にある受信機がカチカチと音をたて、その隣のタイプライターが、「タスケテクダサイ、タスケテクダサイ……」という文字を、白い紙の上に、びっくりしたように叩き始めました。しかし、その無線事務室にも、誰も居なかったのです。
 そうです。その街の人々は、みんなぐっすり眠っておりました。白いロケットから発信
された電波は、次第に弱まり、夜明け近くになって、プツリととぎれてしまいました。

 次の朝早く、市長室の電話がけたたましく鳴りました。
「もしもし、市長ですが……」
 市長さんは受話器を取ると、眠そうな声を出しました。
「市長さんですか、おはようございます。私は郵便局の無線技師です。大変なことが起き
ました。ここの無線事務室に知らせがあったのです。白いロケットが助けを求めているのです。助けて下さい、助けて下さいって、三百六十回も、言っているのです。これはよほど大事件ですよ」

「それで……、その白いロケットってのは何処にあるんだね……?」
「さあ、それはどうも……」
「それじゃ、話にならないよ」

 市長さんは、ガチャンと電話を切ってしまいました。市長さんというのは、朝はいつでも御機嫌が悪いのです。 しかし、電話はまたかかってきました。

「もしもし、市長さんですか、おはようございます。私は管制塔の無線係です。白いロケットが助けを求めています。助けて下さいって、三百六十回も言い続けてたのです」
「しかし、その白いロケットが何処にあるのかわからないんだろう?」
「いいえ、ここから見えます」
「見える?」
「ええ、飛行場の真中に、白いタケノコみたいにはえています。あれがきっと、そうです
よ」
「よし、行ってみよう」

 市長さんは受話器をおくと、しばらく考えてお医者さんと機械技師に電話をかけ、飛行場へすぐ来るように言っておいてから、帽子とステッキを持って市長室を出ました。
 良いお天気でした。飛行場に着くと、誰に聞いたのか、もう何人か街の人々がやって来ていて、遠くからこわごわと、白いロケットを見ております。ロケットは、朝露にぬれた体に朝日をいっぱいに浴びて、桃色にキラキラと輝いていました。

「何てきれいなんだろう……」

 市長さんが近づこうとしますと、街の人々がみんなでとめようとします。

「ねえ、市長さん、気をつけたほうがいいですよ。もしかしたら、あれはバクダンかもしれませんからね」
「いや、そうじゃない、あれは白いロケットさ」

 市長さんは、無線技師から聞いたことを話してやりました。

「あの中には人が居て、怪我をしていて、我々に助けを求めているんだよ」

 やがて道具箱を抱えた機械技師と、薬の入ったかばんを下げたお医者さんが走ってきました。

「さっそく仕事を始めよう。ひどい怪我らしいからね。夜の間ずっと助けを呼んでいたん
だ。まず君は、ロケットを開けて、中の人を出してくれ給え」
「しかし……」
 いわれた機械技師は、首をかしげました。
「どうやって開けるんでしょう。入口のようなものが見当たりませんが……」
「そうだね……」

 市長さんは、ロケットのまわりをひとまわりしてみました。確かに入口はありません。
「しかたがない、そのつぎ目のところに何かさしこんで、はいでみたまえ。とにかく急ぐんだよ」
「待って下さい、市長さん」

 管制塔の無線係が口をはさみました。

「ねえ、このロケット、何か一所懸命に話しかけてるみたいな気がするんですが……」

 みんな耳を澄ましました。確かに、誰かが何かを必死になって話しかけているみたいな気配がします。しかし、何も聞こえません。

「波の音さ。その他には何も聞こえなかったよ。やってみたまえ」

 機械技師は、ドライバーを継目のところに突っ込みました。真っ黒い血のような油がいきなり噴き出して、その時、やっぱりみんな悲鳴のようなものを、聞いたような気がしました。

「何か聞こえたかい?」
「いいや、聞こえなかった。でも、聞いたみたいな気はしたよ」
「どうします、市長さん?」
 機械技師は手をやすめてききました。
「何かひどく可哀そうなことをやってるみたいな気がしてならないんですが……」
「何故だね。我々は、中に居る人を助けるためにやっているんじゃないか。いいから早く
やりたまえ」

 継目板がはがれると、機械のようなものがぎっしりつまった内側が見えて、またもや真っ黒い血のような油が、どっとあふれ出ました。その頃になるとみんな顔をしかめて、何故か、いじめられている子供を見るに見かねているような目をして、それをとりまいていました。中には、子供の泣き声を聞きたくない人のように、必死になって耳を押さえている人まであります。

「その中の、丸いものを開くんだ。きっと、その中だよ」

 さすがの市長さんも青白い顔をして、させたくない注射を、無理にしなければならないお医者さんのように、声をふるわせて言いました。機械技師も、今は夢中になって、仕事にかかります。
 その時でした。飛行場のはずれから、郵便局の無線技師が、自転車に乗って、手に持った手紙をヒラヒラさせながら、走ってきたのです。

「市長さん、聞いて下さい」
 自転車から飛びおりると、無線技師は息をはずませながら言いました。
「うちの無線事務室に、この白いロケットからの通信が届いたのです。このロケットは、電波でしか話せないのです。」
「電波でしか話せない?」
「そうです、声は出ないんですよ」
「なるほど、そうだったのか、それで……?」
「実は、気をつけなくちゃいけません。この白いロケットは、この人の乗り物ではなくて、この人の体なのです」
「何だって?」
「この白いロケットそのものが、この人なのです。中には誰もいません」
「しまった。おい、やめるんだ」


 市長さんは慌てて叫びましたけれども、もう、その時は遅かったのです。機械技師は、ロケットの中にあった丸いものに、ちょうど大きな穴をあけたところでした。ガラウンドウの中から、ほっとためいきのようなものがもれて、人々の見守る中へ、青白い風船のようなものが、ぼんやりと現れました。

「何だろう、これは……?」
たましいですよ、市長さん。今、この白いロケットは死んだんです……」

青白い風船のような、白いロケットのたましいは、人々の頭の上で哀しそうに二、三度首を振って、それからゆっくり、上のほうへ登ってゆきます。

「何てひどいことをしてしまったんだろう……」

 市長さんは、帽子をとってうつむきました。

「見てください、市長さん」

 郵便局の無線技師は、手にした白いタイプライター用紙を見せました。

「これは、この白いロケットの悲鳴ですよ。きっと、ひどく苦しかったんです」
 白いタイプライター用紙には、これまで人々が聞いたことのある、ありとあらゆる悲鳴が、活字体でビッシリ、書いてあったのです。


 市長さんも、機械技師も、お医者さんも、管制塔の無線係も、郵便局の無線技師も、それから街の人々も、ゆっくりと上がってゆく白いロケットのたましいを、いつまでも、いつまでも見送っておりました。





淋しいおさかな (PHP文庫)淋しいおさかな (PHP文庫)
(2006/09/02)
別役 実

商品詳細を見る



別役実童話集「淋しいおさかな」の一番最後にあるお話。
 
この童話集は不思議な淋しさに満ちている。淋しさといってもセンチメンタルなそれではなく、もっと乾いた感じだけれども。
悪意の人は出てこないのに結末が淡々と淋しかったり。
 
この「白いロケットの降りた街」にも、人々の「善意」が満ち溢れている。
なのにこの結末。 
 
忘れ得ぬ印象的な本。私の宝物のうちのひとつである。




テーマ : お気に入り作品
ジャンル : 小説・文学

泣いた赤おに

ドコマデモ キミノ トモダチ



  アカオニクン、

  ニンゲンタチトハ ドコマデモ ナカヨク マジメニツキアッテ、 
  タノシク クラシテ イッテ クダサイ。

  ボクハ、シバラク キミニハ オ目ニ カカリマセン。
  コノママ キミト ツキアイヲツヅケテイケバ、
  ニンゲンハ、 キミヲ ウタガウ コトニ ナルカモシレマセン。
  ウスキミワルク オモワナイデモ アリマセン。
  ソレデハ マコトニ ツマラナイ。
  ソウ カンガエテ、 ボクハ コレカラ タビニ デル コトニ シマシタ。

  ナガイ ナガイ タビニ ナルカモ シレマセン。
  ケレドモ、ボクハ イツデモ キミヲ ワスレマスマイ。
  ドコカデ マタモ アウ 日ガ アルカモ シレマセン。

  サヨウナラ、キミ、カラダヲ ダイジニシテ クダサイ。
  ドコマデモ キミノ トモダチ
                     アオオニ 





浜田広助童話集。

「泣いた赤鬼」「りゅうの目のなみだ」「むくどりの夢」
母親が繰り返し読み聞かせしてくれた記憶がある。

恋愛の百貨店って友人にいわれるぐらい恋愛漬けだったけど
恋愛は短いが
友情は長い  と 年を取ってやっとわかった


無償の愛。真に誰かに与えるということ。
自分を差し出すこと。

・・・・・・・・・・・・・なんでだろう。
そういう自己犠牲のモチーフにばかり強く反応してきた自分。
宮沢賢治もそうだ。

こんな友情を私はだれかに与えられるだろうか。
そして こんな友情に値する自分だろうか。

己に問いつづける。







テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

銀河鉄道の夜~さそりの話

川の向う岸が俄(にわ)かに赤くなりました。
楊(やなぎ)の木や何かもまっ黒にすかし出され見えない天の川の波もときどきちらちら針のように赤く光りました。
まったく向う岸の野原に大きなまっ赤な火が燃されその黒いけむりは高く桔梗(ききょう)いろのつめたそうな天をも焦(こ)がしそうでした。
ルビーよりも赤くすきとおりリチウムよりもうつくしく酔(よ)ったようになってその火は燃えているのでした。


「あれは何の火だろう。
あんな赤く光る火は何を燃やせばできるんだろう。」
ジョバンニが云(い)いました。

「蝎(さそり)の火だな。」
カムパネルラが又(また)地図と首っ引きして答えました。

「あら、蝎の火のことならあたし知ってるわ。」

「蝎の火ってなんだい。」
ジョバンニがききました。

「蝎がやけて死んだのよ。その火がいまでも燃えてるってあたし何べんもお父さんから聴いたわ。」

「蝎って、虫だろう。」

「ええ、蝎は虫よ。だけどいい虫だわ。」

「蝎いい虫じゃないよ。
僕博物館でアルコールにつけてあるの見た。
尾にこんなかぎがあって
それで螫(さ)されると死ぬって先生が云ったよ。」


「そうよ。だけどいい虫だわ、

お父さん斯(こ)う云ったのよ。


むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて
小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。
するとある日
いたちに見附(みつ)かって食べられそうになったんですって。

さそりは一生けん命遁(に)げて遁げたけど
とうとういたちに押(おさ)えられそうになったわ、
そのときいきなり前に井戸があってその中に落ちてしまったわ、
もうどうしてもあがられないでさそりは溺(おぼ)れはじめたのよ。

そのときさそりは斯う云ってお祈(いの)りしたというの、


 ああ、わたしはいままで
いくつのものの命をとったかわからない、
そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときは
あんなに一生けん命にげた。
それでもとうとうこんなになってしまった。
ああなんにもあてにならない。

どうしてわたしはわたしのからだを だまっていたちに呉(く)れてやらなかったろう。
そしたらいたちも一日生きのびたろうに。

どうか神さま。私の心をごらん下さい。
こんなにむなしく命をすてず
どうかこの次には
まことのみんなの幸(さいわい)のために
私のからだをおつかい下さい。


って云ったというの。
そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって
燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。
いまでも燃えてるってお父さん仰(おっしゃ)ったわ。
ほんとうにあの火それだわ。」





宮沢賢治の小説に繰り返し出てくる自己犠牲、そして死の話がここにも出てくる。
よだかの星 とオーバーラップするものがある。

小学生の頃に読んだ「銀河鉄道」はよくわからなかった。
思春期になって再び読んだとき
さそりの火のエピソードに 深い衝撃を受けた。 ショックともいえるものだった。

その後もこの話は心に深く刻まれ、50代に入った今も 変わらず 根幹に突き刺さっている。





テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

よだかの星

よだかは、実にみにくい鳥です。

 顔は、ところどころ、味噌(みそ)をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。
 足は、まるでよぼよぼで、一間(いっけん)とも歩けません。
 ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合(ぐあい)でした。

 たとえば、ひばりも、あまり美しい鳥ではありませんが、
よだかよりは、ずっと上だと思っていましたので、
夕方など、よだかにあうと、さもさもいやそうに、
しんねりと目をつぶりながら、首をそっ方(ぽ)へ向けるのでした。
もっとちいさなおしゃべりの鳥などは、いつでもよだかのまっこうから悪口をしました。

「ヘン。又(また)出て来たね。まあ、あのざまをごらん。
 ほんとうに、鳥の仲間のつらよごしだよ。」

「ね、まあ、あのくちのおおきいことさ。
 きっと、かえるの親類か何かなんだよ。」

 こんな調子です。
 おお、よだかでないただのたかならば、こんな生(なま)はんかのちいさい鳥は、もう名前を聞いただけでも、ぶるぶるふるえて、顔色を変えて、からだをちぢめて、木の葉のかげにでもかくれたでしょう。ところが夜だかは、ほんとうは鷹(たか)の兄弟でも親類でもありませんでした。かえって、よだかは、あの美しいかわせみや、鳥の中の宝石のような蜂(はち)すずめの兄さんでした。蜂すずめは花の蜜(みつ)をたべ、かわせみはお魚を食べ、夜だかは羽虫をとってたべるのでした。それによだかには、するどい爪(つめ)もするどいくちばしもありませんでしたから、どんなに弱い鳥でも、よだかをこわがる筈(はず)はなかったのです。

 それなら、たかという名のついたことは不思議なようですが、これは、一つはよだかのはねが無暗(むやみ)に強くて、風を切って翔(か)けるときなどは、まるで鷹のように見えたことと、も一つはなきごえがするどくて、やはりどこか鷹に似ていた為(ため)です。もちろん、鷹は、これをひじょうに気にかけて、いやがっていました。それですから、よだかの顔さえ見ると、肩(かた)をいからせて、早く名前をあらためろ、名前をあらためろと、いうのでした。
 ある夕方、とうとう、鷹がよだかのうちへやって参りました。

「おい。居るかい。
 まだお前は名前をかえないのか。
 ずいぶんお前も恥(はじ)知らずだな。
 お前とおれでは、よっぽど人格がちがうんだよ。
 たとえばおれは、青いそらをどこまででも飛んで行く。
 おまえは、曇(くも)ってうすぐらい日か、夜でなくちゃ、出て来ない。
 それから、おれのくちばしやつめを見ろ。そして、よくお前のとくらべて見るがいい。」

「鷹さん。それはあんまり無理です。私の名前は私が勝手につけたのではありません。神さまから下さったのです。」

「いいや。おれの名なら、神さまから貰(もら)ったのだと云(い)ってもよかろうが、お前のは、云わば、おれと夜と、両方から借りてあるんだ。さあ返せ。」

「鷹さん。それは無理です。」

「無理じゃない。おれがいい名を教えてやろう。市蔵(いちぞう)というんだ。市蔵とな。いい名だろう。そこで、名前を変えるには、改名の披露(ひろう)というものをしないといけない。いいか。それはな、首へ市蔵と書いたふだをぶらさげて、私は以来市蔵と申しますと、口上(こうじょう)を云って、みんなの所をおじぎしてまわるのだ。」

「そんなことはとても出来ません。」

「いいや。出来る。そうしろ。もしあさっての朝までに、お前がそうしなかったら、もうすぐ、つかみ殺すぞ。つかみ殺してしまうから、そう思え。おれはあさっての朝早く、鳥のうちを一軒(けん)ずつまわって、お前が来たかどうかを聞いてあるく。一軒でも来なかったという家があったら、もう貴様もその時がおしまいだぞ。」

「だってそれはあんまり無理じゃありませんか。
 そんなことをする位なら、私はもう死んだ方がましです。今すぐ殺して下さい。」

「まあ、よく、あとで考えてごらん。市蔵なんてそんなにわるい名じゃないよ。」
 鷹は大きなはねを一杯(いっぱい)にひろげて、自分の巣(す)の方へ飛んで帰って行きました。

 よだかは、じっと目をつぶって考えました。
(一たい僕(ぼく)は、なぜこうみんなにいやがられるのだろう。
 僕の顔は、味噌をつけたようで、口は裂(さ)けてるからなあ。
 それだって、僕は今まで、なんにも悪いことをしたことがない。
 赤ん坊(ぼう)のめじろが巣から落ちていたときは、助けて巣へ連れて行ってやった。
 そしたらめじろは、赤ん坊をまるでぬす人からでもとりかえすように僕からひきはなしたんだなあ。
 それからひどく僕を笑ったっけ。
 それにああ、今度は市蔵だなんて、首へふだをかけるなんて、つらいはなしだなあ。)



 あたりは、もううすくらくなっていました。
 夜だかは巣から飛び出しました。
 雲が意地悪く光って、低くたれています。
 夜だかはまるで雲とすれすれになって、音なく空を飛びまわりました。
 それからにわかによだかは口を大きくひらいて、はねをまっすぐに張って、
 まるで矢のようにそらをよこぎりました。
 小さな羽虫が幾匹(いくひき)も幾匹もその咽喉(のど)にはいりました。
 からだがつちにつくかつかないうちに、
 よだかはひらりとまたそらへはねあがりました。
 もう雲は鼠色(ねずみいろ)になり、向うの山には山焼けの火がまっ赤です。


 夜だかが思い切って飛ぶときは、そらがまるで二つに切れたように思われます。
 一疋(ぴき)の甲虫(かぶとむし)が、夜だかの咽喉にはいって、ひどくもがきました。
 よだかはすぐそれを呑(の)みこみましたが、その時何だかせなかがぞっとしたように思いました。
 雲はもうまっくろく、東の方だけ山やけの火が赤くうつって、恐(おそ)ろしいようです。
 よだかはむねがつかえたように思いながら、又そらへのぼりました。

 また一疋の甲虫が、夜だかののどに、はいりました。
 そしてまるでよだかの咽喉をひっかいてばたばたしました。
 よだかはそれを無理にのみこんでしまいましたが、
 その時、急に胸がどきっとして、夜だかは大声をあげて泣き出しました。
 泣きながらぐるぐるぐるぐる空をめぐったのです。

(ああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。
そしてそのただ一つの僕がこんどは鷹に殺される。
それがこんなにつらいのだ。
ああ、つらい、つらい。
僕はもう虫をたべないで餓(う)えて死のう。
いやその前にもう鷹が僕を殺すだろう。
いや、その前に、僕は遠くの遠くの空の向うに行ってしまおう。)


 山焼けの火は、だんだん水のように流れてひろがり、雲も赤く燃えているようです。
 よだかはまっすぐに、弟の川せみの所へ飛んで行きました。
 きれいな川せみも、丁度起きて遠くの山火事を見ていた所でした。
 そしてよだかの降りて来たのを見て云いました。

「兄さん。今晩は。何か急のご用ですか。」

「いいや、僕は今度遠い所へ行くからね、
 その前一寸(ちょっと)お前に遭(あ)いに来たよ。」

「兄さん。行っちゃいけませんよ。蜂雀(はちすずめ)もあんな遠くにいるんですし、僕ひとりぼっちになってしまうじゃありませんか。」

「それはね。どうも仕方ないのだ。もう今日は何も云わないで呉(く)れ。
 そしてお前もね、どうしてもとらなければならない時のほかはいたずらにお魚を取ったりしないようにして呉れ。
 ね、さよなら。」

「兄さん。どうしたんです。まあもう一寸お待ちなさい。」

「いや、いつまで居てもおんなじだ。はちすずめへ、あとでよろしく云ってやって呉れ。
 さよなら。もうあわないよ。さよなら。」


 よだかは泣きながら自分のお家(うち)へ帰って参りました。
 みじかい夏の夜はもうあけかかっていました。
 羊歯(しだ)の葉は、よあけの霧(きり)を吸って、青くつめたくゆれました。
 よだかは高くきしきしきしと鳴きました。
 そして巣の中をきちんとかたづけ、きれいにからだ中のはねや毛をそろえて、また巣から飛び出しました。
 霧がはれて、お日さまが丁度東からのぼりました。
 夜だかはぐらぐらするほどまぶしいのをこらえて、矢のように、そっちへ飛んで行きました。


「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい。
 灼(や)けて死んでもかまいません。
 私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。
 どうか私を連れてって下さい。」

 行っても行っても、お日さまは近くなりませんでした。
 かえってだんだん小さく遠くなりながらお日さまが云いました。

「お前はよだかだな。なるほど、ずいぶんつらかろう。
 今度そらを飛んで、星にそうたのんでごらん。お前はひるの鳥ではないのだからな。」

 夜だかはおじぎを一つしたと思いましたが、
 急にぐらぐらしてとうとう野原の草の上に落ちてしまいました。
 そしてまるで夢(ゆめ)を見ているようでした。
 からだがずうっと赤や黄の星のあいだをのぼって行ったり、
 どこまでも風に飛ばされたり、又鷹が来てからだをつかんだりしたようでした。


 つめたいものがにわかに顔に落ちました。
 よだかは眼(め)をひらきました。
 一本の若いすすきの葉から露(つゆ)がしたたったのでした。
 もうすっかり夜になって、空は青ぐろく、一面の星がまたたいていました。
 よだかはそらへ飛びあがりました。
 今夜も山やけの火はまっかです。
 よだかはその火のかすかな照りと、つめたいほしあかりの中をとびめぐりました。
 それからもう一ぺん飛びめぐりました。
 そして思い切って西のそらのあの美しいオリオンの星の方に、まっすぐに飛びながら叫(さけ)びました。


「お星さん。西の青じろいお星さん。
 どうか私をあなたのところへ連れてって下さい。
 灼けて死んでもかまいません。」


 オリオンは勇ましい歌をつづけながらよだかなどはてんで相手にしませんでした。
 よだかは泣きそうになって、よろよろと落ちて、それからやっとふみとまって、
 もう一ぺんとびめぐりました。
 それから、南の大犬座の方へまっすぐに飛びながら叫びました。


「お星さん。南の青いお星さん。
 どうか私をあなたの所へつれてって下さい。
 やけて死んでもかまいません。」


 大犬は青や紫(むらさき)や黄やうつくしくせわしくまたたきながら云いました。

「馬鹿を云うな。おまえなんか一体どんなものだい。
 たかが鳥じゃないか。おまえのはねでここまで来るには、億年兆年億兆年だ。」
 そしてまた別の方を向きました。

 よだかはがっかりして、よろよろ落ちて、それから又二へん飛びめぐりました。
 それから又思い切って北の大熊星(おおぐまぼし)の方へまっすぐに飛びながら叫びました。

「北の青いお星さま、あなたの所へどうか私を連れてって下さい。」

 大熊星はしずかに云いました。

「余計なことを考えるものではない。少し頭をひやして来なさい。
 そう云うときは、氷山の浮(う)いている海の中へ飛び込(こ)むか、
 近くに海がなかったら、氷をうかべたコップの水の中へ飛び込むのが一等だ。」


 よだかはがっかりして、よろよろ落ちて、それから又、四へんそらをめぐりました。
 そしてもう一度、東から今のぼった天(あま)の川(がわ)の向う岸の鷲(わし)の星に叫びました。

「東の白いお星さま、
 どうか私をあなたの所へ連れてって下さい。
 やけて死んでもかまいません。」

 鷲は大風(おおふう)に云いました。

「いいや、とてもとても、話にも何にもならん。
 星になるには、それ相応の身分でなくちゃいかん。又よほど金もいるのだ。」


 よだかはもうすっかり力を落してしまって、はねを閉じて、地に落ちて行きました。
 そしてもう一尺で地面にその弱い足がつくというとき、
 よだかは俄(にわ)かにのろしのようにそらへとびあがりました。
 そらのなかほどへ来て、よだかはまるで鷲が熊を襲(おそ)うときするように、
 ぶるっとからだをゆすって毛をさかだてました。

 それからキシキシキシキシキシッと高く高く叫びました。
 その声はまるで鷹でした。
 野原や林にねむっていたほかのとりは、みんな目をさまして、ぶるぶるふるえながら、いぶかしそうにほしぞらを見あげました。


 夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。
 もう山焼けの火はたばこの吸殻(すいがら)のくらいにしか見えません。
 よだかはのぼってのぼって行きました。
 寒さにいきはむねに白く凍(こお)りました。
 空気がうすくなった為に、はねをそれはそれはせわしくうごかさなければなりませんでした。


 それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません。
つくいきはふいごのようです。寒さや霜(しも)がまるで剣のようによだかを刺(さ)しました。
よだかははねがすっかりしびれてしまいました。
そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。

そうです。これがよだかの最後でした。


もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、
さかさになっているのか、上を向いているのかも、
わかりませんでした。
ただこころもちはやすらかに、
その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、
たしかに少しわらって居(お)りました。


 それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。
そして自分のからだがいま燐(りん)の火のような青い美しい光になって、しずかに燃えているのを見ました。
 すぐとなりは、カシオピア座でした。
天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。
 そしてよだかの星は燃えつづけました。
いつまでもいつまでも燃えつづけました。

 今でもまだ燃えています。




賢治の作品でもっとも忘れられないのが よだかの星です。
この切なさは何度読んでも変わりません。

よだかの切なさ。 それは自分自身の心に重なります。

号泣してしまうから 読めないのです。


テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

「星の王子さま」のきつね

キツネと王子様の出会うシーン。
自分の小さな星に置いてきた、
強がりで気位の高い一輪のバラの花のことを思って泣く王子さま。
そのバラの花は 自分は世界でたったひとつと思っていたし
王子さまもそう思っていたのに
地球に来てみたら そこら中に同じ花があって
彼女が唯一無二の存在ではないことが 彼女のためにも悲しくなってしまったのです。

王子様が草の上につっぷして泣いているところに現れた一匹のキツネ。

王子様「ぼくと遊ばないかい?ぼく、ほんとにかなしいんだから…」

キツネは 遊べないよ、といいます。なぜって「飼いならされてないから」。

飼いならす??・・・・・・・・・王子様はそれ、どういう意味?とキツネに訊きます。

キツネは それは 「仲よくなる」ことだと答えます。

キツネ「おれの目から見ると、あんたは、いまじゃ、ほかの十万もの男の子と、べつに変りない男の子なのさ。
だから、おれは、あんたがいなくたっていいんだ。
あんたもやっぱり、おれがいなくたっていいんだ。
あんたの目から見ると、おれは、十万ものキツネとおんなじなんだ。
だけど、あんたが、おれを飼いならすと、おれたちは、もう、おたがいに、はなれちゃいられなくなるよ。
あんたは、おれにとって、この世でたったひとりのひとになるし、
おれは、あんたにとって、かけがえのないものになるんだよ…」

「(略)
 もし、あんたが、おれと仲よくしてくれたら、
 おれは、お日さまにあたったような気もちになって、暮らしてゆけるんだ。
 足音だって、きょうまできいてきたのとは、ちがったのがきけるんだ。
 ほかの足音がすると、おれは、穴の中にすっこんでしまう。
 でも、あんたの足音がすると、おれは、音楽でもきいてる気もちになって、穴の外へはいだすだろうね。
 それから、あれ、見なさい。 あの向こうに見える麦ばたけはどうだね。
 おれは、パンなんか食やしない。麦なんて、なんにもなりゃしない。だから麦ばたけなんか見たところで、思い出すことって、なんにもありゃしないよ。それどころか、おれはあれ見ると、気がふさぐんだ。
 だけど、あんたのその金色の髪は美しいなぁ。
 あんたがおれと仲よくしてたら、おれにゃ、そいつが、すばらしいものに見えるだろう。
 金色の麦をみると、あんたを思い出すだろうな。
 それに、麦を吹く風の音も、おれにゃうれしいだろうな。」

  キツネはだまって、長いこと、王子さまの顔をじっと見ていました。

「なんなら・・・おれと仲よくしておくれよ」


そうして、キツネは言います。自分のものにしてしまったことでなけりゃ、何もわからない、と。
そして、どうやったら友達になれるのかを説明します。
すこしずつ、近づくんだよ・・ しんぼうが大切だ・・・
毎日 おなじ時刻にやってくるといい。

「あんたが午後4時にやってくるとすると、おれ、3時には、もう、うれしくなりだすというものだ。
 そして、時刻がたつにつれて、おれはうれしくなるだろう。
 4時には、もう、おちおちしていられなくなって、
 おれは、幸福のありがたさを身にしみて思う。」


王子さまとキツネは仲よくなりました。
だけど別れの時が。

「ああ!・・・きっと、おれ、泣いちゃうよ」

王子さまは それじゃ何もいいことはないじゃないか!と言います。
だけどキツネは いいことは、ある。 麦ばたけの色があるから、と言います。


そうしてキツネは 別れのおみやげに 秘密をおしえてあげる、と言います。

その前に もう一度、その たくさんのバラの花を王子さまは見に行きます。
王子さまは花たちにいいます。

「あんたたち、ぼくのバラの花とは、まるっきりちがうよ。
 それじゃ、ただ咲いているだけじゃないか。
 だあれも、あんたたちとは仲よくしなかったし、あんたたちのほうでも、だれとも仲よくしなかったんだからね。
 ぼくがはじめて出くわした自分のキツネとおんなじさ。
 あのキツネは、はじめ、十万ものキツネとおんなじだった。
 だけど、いまじゃ、もう、ぼくの友だちになってるんだから、
 この世に一ぴきしかいないキツネなんだよ。」

「あんたたちは美しいけど、ただ咲いてるだけなんだね。
 あんたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。
 そりゃ、ぼくのバラの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、
 あんたたちとおんなじ花だと思うかもしれない。
 だけど、あの一輪の花が、ぼくには、あんたたちみんなよりも、たいせつなんだ。
 だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。
 覆いガラスもかけてやったんだからね。
 ついたてで、風にあたらないようにしてやったんだからね。
 ケムシをーーー二つ、三つはチョウになるように殺さずにおいたけど--殺してやった花なんだからね。
 不平もきいてやったし、じまん話もきいてやったし、
 だまっているならいるで、時には、どうしたのだろうと、きき耳をたててやった花なんだからね。
 ぼくのものになった花なんだからね。」



キツネが最後に 伝えた 秘密とは。


   かんじんことは、目に見えない


ということ。

「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、
 そのバラの花のために、時間をむだにしたからだよ」

「めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。
 まもらなきゃならないんだよ、バラの花との約束をね・・・」





テーマ : 児童文学・童話・絵本
ジャンル : 小説・文学

訪問者
realtime view
現在の閲覧者数:
プロフィール

黒猫

Author:黒猫
このブログはHPから詩の部分だけをまとめました。

10代の頃からこれらの詩はいつも自分の中にありました。
私の中にとけ込んだ詩人たちんの言葉と私自身のつたないことばだち。

八木重吉の「秋の瞳」序文ではありませんが、このつたない詩を読んでくれたあなた  私を心の友としてください。

カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。